子どもと一緒に遊んでいると、少し室内で休憩したいと思うことはありませんか?
特に今は暑さが続く毎日で、外で子どもと一緒に遊んでいる保護者の方は特にそう思う時が多いと思います。
実は二子玉川公園には、子どもと一緒に休憩できる場所があるのです。
今回は、二子玉川公園にある「ふれあい休憩室」をご紹介いたします。
子どもに優しく、子どもが喜ぶ休憩室
二子玉川公園内にあるふれあい休憩室は子どものための場所といってもいいくらい、子連れにありがたい施設です。
場所は二子玉川駅から徒歩約10分の二子玉川公園内にあります。

入口にはベビーカーを置けるスペースが広くあり、荷物が多くても心配はいりません。
ふれあい休憩室は、無料で予約なども必要なく誰でも入室することができます。
靴を脱ぎ館内に入ると受付があり、スタッフさんが常駐しています。
施設について分からないことなどあればお聞きすることができるので安心です。
館内は大きく分けて、休憩スペースと実際の生き物を見ることができる観察スペースの2つに分かれています。

私は家族で土曜日の15時頃、訪問したのですが、他に2組ほどいらっしゃいました。
ふれあい休憩室は利用時間が30分間で、定員が休憩10名、観察10名と決められています。
そのため、休日などに訪問しても混雑しすぎることなく快適に過ごすことができます。
窓際に大きなテーブルが2つあり、飲食も可能です。お昼時には、よくランチを食べている親子も見かけます。
公園で遊んで疲れた子どもに涼しい場所ですぐご飯を食べさせることができるので、とてもありがたいですよね。
また入口付近にはオムツ替えや授乳室もあるため、小さい子連れでも安心して利用できます。

おむつは持ち帰る必要がありますが、入口手前にはシンクもあるので、手が汚れても洗うことができます。
地域の自然を知る第一歩
こちらの休憩室の良いところは休憩するのみならず、たくさんの展示物や絵本、そして生き物を見ることができることです。

この日は「ころころだんごむし展」が開催されており、奥の一角にはだんごむしに関する展示や絵本、そして本物のだんごむしが展示されていました。
水槽は3つあり、それぞれに多摩川河口のいきものの魚がいました。
それぞれの水槽には魚の名称と写真が記載されたカードが貼ってあり、まるで水族館のようです。

また水槽手前には台があり、子ども目線で見やすいようになっています。台の上には、転んでも痛くないように緩衝シートも貼ってありました。
細かいところまで気を使ってくださっていることが分かり、改めて子どもに優しい施設であることが伝わります。
我が子は水槽から離れず、集中して魚をみていました。
中央あたりには二子玉川公園の生きものたちということで「ヒキガエル」がいました。

想像以上に大きく、こんなに大きいカエルが二子玉川公園内にいることにはとても驚きました。
どちらも周辺に生息する生き物のため、より実感がわきますよね。
地域の自然を自然を知る第一歩として、身近な生き物を実際に近くでみることは子どもにとって良い刺激になると思います。
実際に見つけられるかは季節や時間などにもよるとは思いますが、探しに行くことはすぐにできるので、良い学びを得ることができる施設です。
盛りだくさんのイベント
ふれあい休憩室ではたくさんの地域の情報が壁に掲示されていました。

情報にあふれている現代ですが、地域の情報はネットには掲載されていないことも。このようにさまざまな地域の情報を探すことができる場所は、とてもありがたいです。
受付前には、ふれあい休憩室のイベントが記載されたパンフレットも置いてあったので、一枚いただきました。

隣にはぬりえもあったので、ぬりえができる年齢の子どもにはうれしいお土産ですね。
パンフレットの中身はこのように9月のたくさんのイベント情報が記載されています。

こんなにもイベントがあると頻繁に通いたくなりますよね。
子どもと一緒に休憩でき、楽しみだけでなく学びも得ることができるおすすめの施設です。
二子玉川に来たらぜひ一度訪れてみてください。
ふれあい休憩室
住所:東京都世田谷区玉川1-16-1
アクセス:東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」から徒歩約9分
TEL:03-3700-2735
営業時間:10:00-16:00
定休日:火曜日(祝日の場合は開館)、年末年始(12月29日~1月3日)
※公園サポーター活動等の使用により臨時閉館することあり。