花のある暮らしに憧れます。心に余裕があって穏やかな日々を過ごしているイメージがありませんか。
私も常々そんな生活をしたいと望んでいますが、猫と暮らしているとなかなか……と愛猫の存在を言い訳にしてしまっている自分が情けない……(泣)。
とはいえ花屋さんは好きなので、今回は二子玉川駅から歩いて8分ほどのところにあるネイティブフラワーイーダ二子玉川本店を訪ねてみました。
南半球原産の野性的な花を扱う花屋さん

二子玉川商店街通りを玉川台方面に歩くと、二子玉川小学校のすぐ近くに緑に囲まれた入口が見えてきます。
一瞬、観葉植物専門のお店のような印象を持ちましたが、扉を開けると色とりどりの花が所狭しと並んでいて、圧倒されました。
ネイティブフラワーイーダ二子玉川本店は、その名の通りネイティブフラワーを扱っている珍しい花屋さんです。
ネイティブフラワーとは、オーストラリアや南アフリカなど、南半球原産の熱帯植物の総称。「ワイルドフラワー」と呼ばれることもあるそうです。

レジカウンターも花木や花器の中にうずもれているような感じです。こぢんまりとしていてお店のスタッフさんとも話しやすいので、目的に合わせていろいろ相談できますよ!
ドライフラワーとして長く楽しむことができるのも魅力

店内に入って左側がネイティブフラワーのエリア。
バンクシア、プロテアピンクアイス、ピンクッションなどの熱帯植物が並んでいます。中でも目を引いたのは、キングプロテアです!

実に堂々としていてインパクトがありますよね。威厳さえ感じます。花言葉はその姿にふさわしい「王者の風格」。南アフリカ共和国の国花なんだそうです。
どっしりと構えていて華やかな印象のキングプロテアは人気も高く、スタンド花やディスプレイなどに使用したいという注文が多いといいます。
こんな花が家に飾ってあったら、モチベーションがアップしてなんでもやる気満々で取り組めそうです!
「欲しいなぁ」と思いましたが、お値段を聞いて一気にあきらめモードに……。1輪、約3,500円……。入荷しにくい冬季は5,000円になることもあるそうです。お値段も「王者」でした。

そんなわけで、私は同じプロテア系統でも小さめの花を購入しました。これでも充分、満足。
普通の花の「茎」にあたる部分が「枝」みたいになっているので、花器もそれなりに頑丈なものがよさそうです。
ネイティブフラワーは普通の花よりも日持ちが長く、水を与えなければそのままドライフラワーになるので、長い間楽しむことができます。
ちなみに愛猫は異常なくらいビビリなので、遠くから見つめているだけで近寄ろうとはしませんでした(笑)。

店内にはネイティブフラワー以外の花も取り揃えているので、日常的に飾る花も気軽に買い求めることができます。
月2回、お茶を飲みながらのお花教室も開催

花は見ているだけでも心が癒されるものですよね。
癒しだけでなく、梅雨時のあじさいはジメジメした気分をさわやかにしてくれますし、夏に爛漫と咲くひまわりからは元気をもらえる気がします。
ネイティブフラワーイーダでは、そんな季節の花たちを使ったお花教室も開催しています。毎回テーマを変えて各自好きな花を選んで「作品」を作り上げていくのです。
たとえば「あじさいを必ず入れる」、「3種類のひまわり使う」といった花で縛りを設けたり、「白と青」というように色をテーマに設定したりするそう。
お茶を飲みながらなごやかな雰囲気でおこなっているとのことなので、機会があったら参加してみるのもいいかもしれません。(花器・花代・お茶代込みで1回7,700円)
今回はキングプロテアの魅力にすっかりハマってしまった私……。王者を飾れる日を夢見て日々精進していこうと思います!
ネイティブフラワーイーダ二子玉川本店
住所:東京都世田谷区玉川4-11-10
アクセス:東急田園都市線「二子玉川駅」から徒歩約8分
TEL:03-3700-8212
営業時間:平日10:30-19:30
土日祝10:00-19:00
定休日:なし