二子玉川駅から徒歩約2分。右手に高島屋を見ながら歩き進めて最初の角を曲がると青いひさしが見えてきます。
ちょこんと描かれた黄色いハリネズミがとってもキュート。ひさしの下には大きなガラス窓。
そこには色とりどりのラベルが目を引くワインボトルがズラリと並べられています。ここがワインショップnicoです。
ワインを気軽に立ち飲みができる貴重なワインショップ
異国情緒が漂うレンガの壁面。道路わきには、かわいい立て看板が置かれています。

さらに入口には手書きのボード。チョークで書かれたボードってなんだかワクワクしますよね!
そこに書かれているのは「角打ち」の文字。そうです、nicoはワインの角打ちを提供してくれるワインショップなのです。

店内に進むと鮮やかなオレンジ色の壁が目に飛び込んできて、南欧の雰囲気を感じさせてくれます。

シンプルな一枚板のカウンターは角打ちを提供してくれるスペース。
300~400円で常時5~6種のワインを味わうことができます。いろいろな味を試したい方にはありがたいサービスですね。

ご夫妻で営業しているこじんまりとしたワインショップですが、日本を含め世界各国の個性的なナチュラルワインを500種以上取り揃えています。
毎週、新着ワインをリリースしているので、ワイン愛好家にはワクワク感が止まらないことでしょう。日本ワインは、ご夫妻が生産者を訪ね、交流を楽しみながら仕入れてくるそうです。
オーナーが丁寧に教えてくれるのでワイン初心者でも安心!

店内にあるワインの棚には、産地別、味わい別にカテゴライズされて整然と並んでいます。
「24時間徹底した温度管理」をうたっているだけに、ビニールカーテンをくぐると室内よりもグッと温度が下がるのを体感できます。

日本酒もそうですが、ワインボトルはラベルを見ているだけでも楽しくなりますよね。
そのワインの存在意義を主張しているようなデザインがとても魅力的に映ります。ラベルデザインでチョイスするのも一興です。

nicoのワインボトルには何やら紙が貼られていますが、これはワインについての説明書。
名称、ワイナリー名、VT(ワインに使われているブドウが収穫された年)、原産国、生産者についての解説などが書かれています。
これは今後、ワインを買うときの参考にもなるし、何より飲みながらさまざまなことに思いを巡らせることができるので、とってもうれしいポイントです。
さて、私のワイン歴はスーパーやコンビニでリーズナブルなテーブルワイン専門なので、詳しいことはまったくわかりません……。
なので、思い切ってオーナーに正直にお話して「デイリーで飲める赤ワイン」のおすすめをセレクトしていただきました。

そして購入したのがギリシャ産の「アヨルギティコナチュール」。
「アヨルギティコ」はブドウの品種で主にギリシャのペロポネソス半島で栽培されているそうです。ほどよい酸味で食が進んでしまいました。
普段はスクリューキャップの手頃なワインを飲むことが多い私。久しぶりの本格的なワインに気分も上々、酔いしれました。
ワイン初心者でも、オーナーが親切に教えてくださるので安心していろいろ聞いてみてください!
毎月、お得で楽しいイベントも開催!

少し格式ばったイメージがあるワインですが、気軽に飲める場があればハードルも低く感じられるのでは?
角打ちなら肩肘張らずに飲めるので、ふらっと立ち寄ってみるのもいいと思います。13時からオープンしているので、二子玉川でランチを楽しんだ後、ちょっと一杯ひっかけて帰るという楽しみ方もありますよ!
nicoでは定期的にイベントも開催しています。レアなワインを飲めたりさまざまなワインの飲み比べ大会など、お得感満載です。
たとえば、「ワンコインナイト」と称したイベントでは、20種近くのワインと生ハム(原木からその場でカットして提供)、チーズ、ミックスナッツ、イベリコ豚のサラミといったおつまみも500円で提供。
また、オーナー厳選のナチュラルワインのテイスティング会(別途、チケット購入が必要)もあります。
ひとりで角打ちも憧れますが、ワイン好きの方々と一緒に、盛り上がりながらグラスを傾けるのもエキサイティングですよね!次はイベント参加に挑戦してみたいと思います!
WINE SHOP nico二子玉川
住所:東京都世田谷区玉川3-7-1 川渕ビル1F
アクセス:東急田園都市線「二子玉川駅」から徒歩約2分
TEL:03-6805-6997
営業時間:13:00-19:00(角打ちLO 18:45)
定休日:日曜日・水曜日